台湾 日々の暮らしから

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台湾大地震から10年、立派な地震教育施設を見学

木曜日に、台中県の霧峰にある、“921地震教育園区”に行ってきました。
仕事で現在開催されている特設展示のお手伝いをさせてもらった関係で、ちょっと見に行ってきました。
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台湾の大地震のことは、まだ皆さんの記憶の中にもあると思いますが、
発生したのは1999年9月21日深夜の1時47分。
今年で丁度10年がたちました。
台湾中部にある南投県の集集というところが震源地だったために、台湾では集集地震と呼ばれることもあります。マグニチュード7.3の大地震。震源地の南投県と隣の台中県を中心に、死者2415人、負傷者1万1千人以上という、大変大きな被害をもたらしました。



私はそのとき、丁度台中にいました。義父が入院中で、その日は夫と病院に付き添っていたんです。夜中、今まで体験したことのない強烈な揺れで目を覚ましました。ベットに寝ていた義父がベットから落ちないように、必死で2人でおさえながら、自分たちも飛ばされそうなぐらいの揺れに必死で耐えていました。
揺れが収まったときには、これは本当に大変なことになった・・・・・と思いました。多分、外では潰れている建物が沢山あるに違いないと。
すぐにラジオをつけて、伝えられる被害の様子を聞きながら、不安な朝を迎えたことを思い出します。

この地震教育園では、地震で実際に倒壊した学校がそのまま残されています。地震が夜中であったので、子どもたちが校舎の下敷きになることはありませんでした。地震がいつの時間帯に発生するかで、被害は随分違ってくるということを改めて感じます。
ここでは、地震当時や被害の様子、復興の様子も写真パネルなどで、分かりやすく展示されています。地震発生のしくみなども子どもたちにもわかりやすく、映像などでも紹介されてます。とてもいい教育施設だと思いました。当日は、学校の見学が何組かありました。HPがあって、日本語版もあるようです。<http://www.921emt.edu.tw/>

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下のパネルは、大地震のときに、救助に来てくれた国を世界地図を使って表しています。
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「集集地震が発生した際、世界21カ国から43の救助単位が台湾を訪れ、救助を行いました。そのときの派遣人数は728名、救助犬は103頭です」と書かれています。

勿論、この中に中国はありません。大地震の際は、台湾を助けるどころか、各国からの救助や支援の邪魔をしたのですから。。。それに比べて、すぐに救助をしてくれた日本のことを、台湾人はとても感謝しているということは、以前書きました。

それにしてもこの10年間、大地震や毎年の台風災害、SARS、それに中国による武力をチラつかせた恫喝など・・・様々な困難に立ち向かって、力を合わせて立ち上がってきた台湾の人たちの強さを思います。

そしてもう一つ、中国は、何かにつけて台湾人を「同胞」、と呼びますが、台湾の人たちがそう思っていないのは、この10年・・・・いえ戦後から続いた様々な出来事の積み重ねがあってのこと・・・と付け加えたいと思います。
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by naotw15 | 2009-12-19 15:01 | -台中県
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8年目の台湾暮らしの中から、あれこれ気ままに綴っているブログです


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