台湾 日々の暮らしから

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カテゴリ:台湾の社会と人々( 17 )

台湾の大工さん

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昨日から、新しく関わる研究の計画書を読んで過ごしています。専門用語が多い中国語の文章を読むのは時間がかかり、辞書を引き引きの作業になってしまいますが、新しいことを覚えるのは大変な反面、それまで知らなかったことを知るというのは楽しいことでもあります。珪酸カルシウム版、二酸化ケイ素・・聞きなれない言葉と格闘しながら、どういうことを目的に研究をするのか、理解に努めながら読み進めています。今回は、大雑把な言い方をすれば、台湾の大工さんの健康を守るための研究なのですが、台湾の大工さんって、10万人もいるんだそうです。人口から考えたら、とても多い数です。リフォームなどの内装に携わる人も数えています。台湾ではブルーカラーの人たちの老後の保障はないに等しいですから、身体が動くうちに、出来るだけ働いて、お金を稼いでということになるわけです。ですので、一旦作業中に怪我をしたり、病気をしたりすると大変なことになります。台湾では、国家公務員や学校の先生、軍の人たちなど、老後に何の心配のない人たちがいる一方で、自分の身体しか頼りにならない人々が大勢います。社会的な格差は、日本の比にならぬほど深刻な台湾です。
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by naotw15 | 2010-05-18 11:01 | 台湾の社会と人々

日本統治時代創立・台湾私立高校の74周年式典に参加して

f0161318_23595364.gif昨日は半そでで暑いぐらいの天候だった台中ですが、今日は朝から雨が降り、肌寒く一気に季節が逆戻りしてしまったようでした。日本も天候が変ですが、台湾もちょっとおかしいですね。

今日は、台中市内の私立高校の創立74周年記念式典にご招待頂いて、夫と参加をしてきました。74周年からわかるように、日本統治時代の昭和11年(1936年)に台湾人の資金によって創立された高校で、初代校長先生は日本人という、大変歴史のある学校です。

生徒数は中学部、全日、夜間と合わせて7000人というマンモス校。学校の施設には国家音楽ホール並みの音響設備を備えた芸術ホールや、50Mの大きなプールなど、高校のものと思えない立派な施設がありました。式典では、最初に舞踏部の学生たちによる踊りが披露されたのですが、それがまた高校生とは思えない素晴らしさ、、!聞いてみると、高校の全国舞踏大会で1位をとったのだそうです。式の途中に演奏してくれたブラスバンド部もとても迫力がありました。式では、勤続40年、30年、20年の先生の表彰があり、先生が壇上にあがると、“老師、我愛にぃ~”という女子学生たちの黄色い声が響き、先生も手を振ってそれに応えて、、という、とても明るい雰囲気の中、式典は学校関係者、先生たち、生徒たちの活気と熱気に包まれながら進行されました。

f0161318_025546.gifこの会には、この高校と学術交流をしている日本の徳島文理大学の理事長が来られていました。それで、門にはこの日本の国旗が掲げられていたわけです。この徳島文理大学は、1895年に創立された、こちらも大変歴史のある大学なのですが、理事長のご挨拶で、“わが校と貴校との交流を通じ、台湾と日本の若者の交流がいっそう発展していくことを願っています”とおっしゃっていたのが心に残りました。

日本とは、徳島のほかに、15の大学や専門学校と学術提携を結んでいるようです。そのほかにも、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、韓国など、多くの学術機関とも交流を深めているとのことでした。高校性の頃から海外に接し、見聞を広められる機会をもてるということは、学生にとっては幸せなことですよね。

舞踏といい、ブラスバンドといい、海外交流の話といい・・・・若いっていうのは、何でも可能性があるということで、その可能性を広げるために、力を尽くしている先生たちや学校の関係者の熱心さに、大変感銘を受けた一日でした。
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by naotw15 | 2010-04-24 01:08 | 台湾の社会と人々

ケニー・Gによる台湾民謡

台湾音楽ネタばかり続いていますが、台湾で3月にコンサートを開いた(らしい)KENNY.Gの演奏する“望春風”を見つけたのでリンクします。サックスで聴く台湾民謡なんて、これまた新鮮でした♪



*次回は陶芸のことなど。。
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by naotw15 | 2010-04-18 23:54 | 台湾の社会と人々

台湾四季 Four Seasons of Formosa というCD

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この“台湾四季”というCDは、オーケストラ演奏による台湾民謡が収録されています(全12曲)。
歌はありませんので、クラシック音楽を聴くような感じで、台湾音楽の旋律の美しさを堪能できます。

このCDは夫が大学時代に買ったものなのですが、こちらに来てから、私も家や車の中でよく聴いてきた一枚で、子どもが生まれてからは、子どもも一緒に聴いてきて、娘にもすっかりお気に入りのCDとなりました。
聴いているとなぜか心が落ち着きます。音楽とともに、台湾の情景が浮かんでくるからだろうと思うのですが。。。

このCDが今もまだ販売されているかわかりませんが、オーケストラ演奏の台湾の民謡というのは、きっと他にも販売されているのだろうなと思います。台湾の美しさが音楽の中に凝縮されていて、新たな台湾発見にもなります。台湾が好きな方には、ぜひお薦めしたいCDです。
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by naotw15 | 2010-04-16 00:21 | 台湾の社会と人々

望春風 1933年コロンビアレコード盤を聴く

下の、一青窈さんがCMで歌った “望春風”、1933年、日本統治時代に発売されたレコード盤で聴けます!
純純というのは、歌っている歌手の名前です。

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by naotw15 | 2010-04-15 01:28 | 台湾の社会と人々

台湾の働くママ 2週間の海外出張だって大丈夫!?

今日の台中は朝からとってもいいお天気。朝はダウンジャケットのような厚手の上着を着て歩いている女性もいましたが、お昼ぐらいになると日差しがポカポカ暖かくて、学生さんなどは半そでの人もいました。
私も、朝羽織っていたジャケットは脱いで手に持ち、長袖のシャツ1枚で歩いていました。
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天気が良いと、一日とってもいい気分です♪

さて、昨日から、お友達夫婦が仕事でヨーロッパに行きました。2人で小さな貿易会社を経営しています。2週間の旅程だそうです。その間、幼稚園の子どもと、8ヶ月の赤ちゃんは、ご主人の実家に預けていくということ!

以前、台湾人の子育てについて書きましたが、多分日本で同じことをしたら、周りからどんな目で見られるかな、、、、、、というよりも、そんな選択をする人って、なかなかお目にかかれないと思いますが~^-^;;
仕事が終わったら、折角なので数日遊んで帰ってくるということで、さながら新婚旅行のよう001.gif

“2週間も会えないと、子どもたちに会いたくなるでしょう?”と聞いてみたら、
“うん、そうね。でも、SKYPEで顔が見れるから大丈夫よー”とのこと・・・・・・う~む。。。
急速な通信機器の発達は、台湾のワーキングマザーをますますパワーアップさせていると実感します。

改めて、日本はどうかなぁ。。。どんなに世の中が便利に進んでいっても、ドラえもんのどこでもドアでも出来ない限りは(!)・・・台湾人ワーキングマザーの行動っぷりには追いつかないんじゃないかな、と思ったのでした。071.gif
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by naotw15 | 2009-11-25 16:35 | 台湾の社会と人々

台湾の自転車族

台中県のとある街角で、自転車族に遭遇。
信号で止まって、
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さぁ青になったぞ!
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右見て 左見て
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よしっ 行くぞ!!
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・・・・・・という感じで、とても颯爽としていて素敵でした~006.gif

台湾では、去年ぐらいから、サイクリングブームに沸いています。もともとはガソリンの高騰が直接的な原因となって、車やバイクから自転車に乗り換える、なんて話が聞かれましたが、何と言っても台湾の人たちは健康志向が強い人たちですから・・・サイクリングの人気に火がついたのも、そういう国民性が関係しているに違いありません。

台中では大坑付近に行くと、昼でも夜でも、写真のような自転車族がビュンビュン自転車を走らせています。
台中市内でも、時々みかけますが、車とバイクの横を走るのはちょっと危険。。気をつけて走ってよーなんて思ってしまいます。
最近は、台湾の美しい景色を見ながらサイクリングできる自転車専用道も整備されてきて、これからもますます、サイクリング愛好家は増えていくことでしょう。

ところで、先日台湾人の友人に、「MUJI(無印良品)で、非常にJapaneseStyleな自転車を見つけたよ。車やバイクに乗らないnaoは、あれ買って、台中市内を移動したらいいんじゃない?」と言われました~。・・どうも、ママチャリのことをいっているらしく。。。。
でも、友人が言っている、VeryJapaneseな自転車って、こっちでは中高生か、バイクにのれなくなったお年寄りしか乗っていないなぁ~。
どうせだったら、かっこいい自転車に乗ってみたい016.gif
・・・・一瞬頭をよぎりましたが、横から夫に、「市内の自転車運転は危ないからやめてよ」と、即、却下されてしました・・・・・^-^;;
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by naotw15 | 2009-11-02 16:10 | 台湾の社会と人々

台湾の年中さん 週に5日の習い事

昨日の夜、娘の幼稚園のお友達のママに用事があって電話をしたところ、話の途中で
その男の子が電話口に出ました(この年頃の子どもって、皆電話に出たがるのがカワイイ037.gif)。

Eくん 「○○ママ~♪」
私   「Eくん~今何してたのー?」
Eくん 「宿題やってたところだよ」
私   「え、宿題?幼稚園の宿題今日出さなかったの?」
Eくん 「出したよ。今は、別のクラスのやってるの」
私   「別のクラス????」

で、ママに聞いてみると、習い事での宿題、らしいのです。
さらに聞いてみると、びっくり!!
その子は、月曜日から金曜日まで、毎日習い事をしているそう。

<続きを読む>
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by naotw15 | 2009-10-20 13:15 | 台湾の社会と人々

台湾人が愛してやまない映画 「海角七号」

さて、昨晩投稿した写真、夫に見せたら「これだけじゃどこかわからないかも」といわれてしまいました(^-^;;)なので、他の写真もUpします♪

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これを見れば、台湾の方は殆どが、在台日本人の方の中でもぴんと来る人は多いことでしょう。

回答はこちらです。http://www.kaikaku7.jp/ 映画の宣伝に飛びます。
やっと日本でも公開されるんですねー^-^*

この映画「海角七号」は、昨年の丁度今頃台湾で公開され、空前の大ヒットとなった映画です。当時は、「海角七号観た?」というのが、台湾の人たちの挨拶代わりになった、といわれるほどで、大きな社会現象を巻き起こしました。

映画は、こんな日本語で始まります。

-1945年12月25日
友子 太陽がすっかり海に沈んだ。これで本当に台湾島が見えなくなってしまった。
君はまだあそこに立っているのかい?-・・・


日本統治時代に台湾に派遣された日本人教師が、敗戦後日本に引き上げる船の上で台湾人の教え子へ書き綴った恋文が、60年のときを経て無事に、本人の元へ届けられるのか・・・・・物語はその7通のラブレターを各所におり込みながら、現代を生きる台湾の青年(阿嘉)、台湾で奮闘する日本人女性(友子)、台湾の個性豊かな登場人物たちが、自分たちの夢を追い求め、泣いて、笑って、恋をして・・・・とテンポよく進んでいきます。

魅力的な登場人物の会話は主に台湾語。のりのいい音楽と、屏東・恒春の美しい景色が、観るものを引き込みます。そして、感動のラストでは、ジーンと胸が熱くなり、涙がこぼれます。
私は、本当にこのラストが好きでDVDでも時々見てはウルウルきているのですが、日本と台湾の長きにわたる、見えないけれども確かに存在しているであろう、とってもとっても深い絆を感じさせらる映画です。

そして、台湾の田舎の素朴な風景、いつのときも忘れない台湾の人たちの明るさやパワーというものがひしひしと伝わってくる、素敵な映画です。この映画をきっかけに、台湾の人たちが自分が暮らしているこの台湾という国を、より愛おしく、大切に思うようになり、自分たちに再度、自信を持つきっかけになった、とも言えると思います。だからこそ、記録的な国民的映画となったのであり、その意味で、この映画は台湾で永遠に語り継がれていくでしょう。

で、この「海角七号」のロケ地は、1年経った今でも観光地となって、多くの人たちが訪れています。私も、映画を見て以降の、初めての屏東だったので、行ってみることにしました。
(昨夜Upした写真も、映画のワンシーンに登場するバイク修理屋さんです)

映画、日本で公開されたら、ぜひ、沢山の方に見に行ってもらいたいナァと思います。
ちなみに、主演の友子を演じたのは、田中千絵さん。台湾でもっとも有名な日本人女性になりました。雑誌やCMなどで、今でも人気です。ちなみにお父さんはメークアップアーティストのトニータナカさんなんですよ。
興味のある方は、こちらに彼女のブログがあります。
http://plaza.rakuten.co.jp/tanakachie/

あと、引き揚げの日本人教師役は、歌手の中孝介さん。本物の歌手としても登場したので、1人2役をうまく演じられていました。

映画の劇場版予告がyoutubeにありますので、興味のある方はご覧ください。


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by naotw15 | 2009-08-21 11:45 | 台湾の社会と人々

台湾人女性の子育て③ 愛だけじゃ足りない!?               -コメントへの返事

一つ前の記事(台湾の子育て事情②)へのコメントに返信を書いていたら、制限文字を超えて投稿できませんでした(汗;) というわけで、こちらのほう↓へお返事を・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
>うー君オンマさんこんにちは。台湾の子育て事情って、興味深いでしょうー。自分の子育てを振り返ってみると、0歳、1歳のときって一番手がかかったなぁと思うのですが、その一番大変な時期に週末だけ・・・っていうのを聞くと、何だかどこか違う国の人(・・いやいや)違う星の人・・と話しているような、衝撃がありました。
でも、今回付け加えるとすれば、おばあちゃんの大変さをちょっと横においておくと、子どもって、この時期に母親不在でもちゃんと育つんだなぁというのも、またひとつの発見だったんです。彼女たちの子どもたちは、とても素直でいい子に育っているんですよ~。
で、少なくとも、ミルクを飲ませてもらったり、オムツを取り替えてもらうといったことが、母親であってもおばあちゃんであっても、愛情を持って接してもらえる限り、乳飲み子にとってはその後の成長に余りかわりがないことを感じました。

で、今度は、これを母親としての気持ちで考えてみると、私もうー君オンマさんと同じで、自分で育てることの楽しさがわかるから、毎日の成長著しい赤ちゃん期に、日々の成長を確かめることなく、週に1,2日だけ会う、なんて、できないなぁ・・・と思いましたよ。それに、全てにおいて赤ちゃんが優先される期間、泣いている赤ちゃんを目の前にして、戸惑ったり、思う通りにいかないことも多々あるなかで、人生において自分の時間のほぼ全てを捧げる時期っていうのもあるんだなぁということも体感でき、子どもと一緒に、自分自身も子育てを通じて成長してきたような気もするからです。(・・まぁこれって振り返ってみて、思うことなのですが・・ネ。やっているときはただがむしゃらで。。(笑))

でも、台湾の女性に言わせれば、いやいやそんな悠長なことはいっていられない~、早く仕事に復帰しなければ~・・・・・・!!・・というわけで、これも、彼女をとりまく環境(物価、教育費もろもろが高いので、共働きしないと大変)や、旦那さんも奥さんが仕事に戻ることを理解し歓迎している、産休の制度が日本よりも充実していない、などなど、女性や家族をとりまく複雑な状況が、母親のあるべき姿であるとか、こうしたほうがいいという母親への期待に影響を与えているのは間違いなくて、本当に、台湾の子育て事情は一言二言で語れない深~い問題で興味がつきない・・・ことしきりです。

で、最後にこれをおばあちゃんの立場で考えると、おばあちゃんたちは、台湾の社会事情を知っているがゆえに、仕事を頑張るという娘や息子を応援したいという気持ち一心・・・・・・深い親の愛!・・・・をもって孫の面倒を引き受けている、と感じます。公園で孫を遊ばせたり、暑い中ベビーカーを押しながら市場で買い物して歩くおばあちゃんたちの姿を見ると、あれが自分の子どもへの愛でなくて何だろう・・・なんて思うんですよね。

(台湾のスーパーおばあちゃんぶりには、日本のおばあちゃんたちが聞いたら、びっくりしてしまいますね。孫に対しては同じ愛情を持っていても、60歳を過ぎてまた子育てなんて、考えたこともないはず・・。私たちもまた、そこまでお願いするなんて考えも及ばないことであり・・)。

・・・長くなってきましたが、ここで書き留めておきたいのが、台湾の出生率は1.1で、日本よりももっと低くアジアでも最低ということです。こんなにおばあちゃんたちが、疲れた身体に鞭打ちながら頑張って支えても、出生率に貢献できてないというのは、いったい・・・。
・・・・・・親の子に対する愛、おばあちゃんたちにだけ頼っていては、出生率の上昇どころか子育ての環境も改善されることは期待できそうにないような台湾社会。おばあちゃんたちがもっと自分自身の人生を楽しむことに時間を使えて、お母さんが子どもの顔をゆっくりみることのできる社会の制度や政策の改革が進められていかなくては、出生率が1をきるのも時間の問題となってしまいそうです。
支えあう愛だけじゃ足りないなんて・・・本当に難しい問題ですね025.gif
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by naotw15 | 2009-05-07 16:45 | 台湾の社会と人々
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8年目の台湾暮らしの中から、あれこれ気ままに綴っているブログです


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